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ロングトーンアレンジ
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ロングトーンアレンジ

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ヴァイオリンのヒント
目次

メトロノームに合わせて開放弦を弾くロングトーン。 凄く地味だけど、音の基本を作るとても大事な練習です。 とはいえ、毎日同じ事を繰り返すのではなく、アレンジも加えてみましょう。

私がオススメする基本のロングトーンは、♩=60で1弓に4,拍 5拍と1つずつ増やしていき、まずは20まで数えます。 それが出来たら次は3拍, 2拍, 1拍と減らしていき、弓を速く使う練習をしましょう。 たとえ1拍でも元から先まで全弓使ってくださいね。 これを全ての弦でやってみましょう◎

では、次にアレンジアイディアをご紹介します。

2弦ずつ弾く

2弦ずつ弾いてみましょう。

G線とD線, D線とA線, A線とE線を同時に弾いてロングトーンをしてみましょう。

常に同じバランスで2つの弦が鳴らせていますか?

カウントをランダムに

数える数をランダムにしてみましょう。

20→3→7→15のようにランダムにしてみます。

速い弓や遅い弓に即座に対応できますか?

弓の配分も上手に出来ていますか?

声を出す

声に出して数えてみましょう。

これは、首や顎に力が入らないようにする為にとても有効な方法です。

著者
吉川 采花
東京藝術大学音楽部器楽科卒業。ウィーン市立音楽芸術大学修士課程修了。Hamamelis Quartett 第二ヴァイオリン奏者。
2021年、音楽レッスンサービス Academy Customizeを立ち上げる。現在は東京を拠点に演奏活動をしながら、全国各地で後進の指導にあたっている。

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