メインコンテンツへスキップ
移弦をスムーズにする
  1. Blog/

移弦をスムーズにする

·
ヴァイオリンのヒント
目次

移弦をスムーズにするのは難しいですよね。 原因は1つではないと思いますが、考えられる原因の1つに「右の指の関節をブロックしている」事が挙げられます。

指の関節が自由に伸び縮み出来ない状態だと細かな動きや滑らかな動作が出来ず、移弦の時に雑音がしてしまうでしょう。

今日はそんなお悩みを解決する練習アイディアをご紹介します。

右手でグーパー

まずは弓を持たずにむすんでひらいて…これは問題なく出来ますね◎

弓を床と垂直にして曲げ伸ばし

弓を床と垂直にして持ち、先程と同じように指の関節を曲げ伸ばしします。 弓先が天井に向くように弓を持ちましょう。

もちろん完全にパーにしてしまったら弓は落ちてしまいます…! ただ、指の関節が十分に曲げたり伸びたり出来ているかチェックしましょう。

弓を床と平行にして曲げ伸ばし

弓を床と平行にして持ち、同じように指の関節を曲げ伸ばしします。 親指も他の指も、全ての指がきちんと曲げたり伸ばしたり出来ていますか?

まとめ

いかがでしたか?

これはカール・フレッシュのUrstudienにて紹介されている練習です。

気になるかたは是非チェックしてみてくださいね。

https://item.rakuten.co.jp/shimamura-gakufu/g0168712/

著者
吉川 采花
東京藝術大学音楽部器楽科卒業。ウィーン市立音楽芸術大学修士課程修了。Hamamelis Quartett 第二ヴァイオリン奏者。
2021年、音楽レッスンサービス Academy Customizeを立ち上げる。現在は東京を拠点に演奏活動をしながら、全国各地で後進の指導にあたっている。

関連記事

練習の三種の神器
·
ヴァイオリンのヒント
耳の訓練
·
ヴァイオリンのヒント
体全体も楽器として鳴らすために
·
ヴァイオリンのヒント
体の緊張をとく練習
·
ヴァイオリンのヒント
左手を柔軟にする
·
ヴァイオリンのヒント
左手の力みを解消する
·
ヴァイオリンのヒント