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速いパッセージの練習方法
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速いパッセージの練習方法

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ヴァイオリンのヒント
目次

速いパッセージが出てきたら、どうやって練習しますか?

リズム練習?メトロノームを1メモリずつ上げる?

もちろんそれらも効果的な方法ですが、今日は1段階ずつ順番に整理しながら弾けるようになる練習方法をお伝えします!

口で全ての音が言えますか?

これは、階名(ドレミ)でもタカタカでも何でも構いません。 全ての音がきちんと言えるでしょうか?

開放弦で弾く

まずは右手の練習です。

移弦するところとタイミングが分かっていないと、いくら左指が正しい場所を押さえていてもきれいに音は鳴ってくれません。

左のみでたたきの練習

次は左手のみの練習です。左手の動きを整理しましょう。

この時無理に指を伸ばしたり、手首が曲がっていたりせず、『無理なく』最小限の動きで動かせているかチェックしましょう。

左右両方組み合わせる

やっと、両手の練習です。 この時、元のパッセージにスラーが付いていたらスラーにスタッカートが書いてある時のように、弓を止めながら弾きます。 これは、移弦の場所をよりクリアに理解する為です。

逆に元もパッセージが切れていたら、スラーを付けましょう。 これは、右手の動きを少なくして1段階難易度を下げる為です。

まとめ

いかがでしたか?

まずは音を覚えること。そして左右を分けて練習する。最後に左右を組み合わせるという順番で練習することで、速いパッセージを攻略してみてください。

著者
吉川 采花
東京藝術大学音楽部器楽科卒業。ウィーン市立音楽芸術大学修士課程修了。Hamamelis Quartett 第二ヴァイオリン奏者。
2021年、音楽レッスンサービス Academy Customizeを立ち上げる。現在は東京を拠点に演奏活動をしながら、全国各地で後進の指導にあたっている。

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