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上達の速い人
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上達の速い人

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子供との向き合い方

同じ時期に始めた生徒さんでも、進度が異なることは多々あります。 速く上達することが全てではないですが、出来ることならどんどんと技術を習得して、理想の演奏に近づきたいですよね。

進度が速い方と遅い方は何が違うのでしょうか。 練習量、レッスンに通う頻度、先生との相性、色々な要素が考えられますが、その中で一つ、自分次第で変えられることについて今日は書きたいと思います。

それは「習ったことをとりあえず試してみる柔軟さと、疑ってみる姿勢」です。 このバランスをとるのはすごく難しいと思います。

私自身、子供の頃は先生のおっしゃったことを全て楽譜に書き込んで、それを吸収することだけに練習時間を割いていました。 大学院生になって自分の型がある程度できてくると、「自分とは意見が合わないな」と先生のおっしゃることが素直に入ってこなくなる時もありました。

教えるようになって様々な生徒さんを見ていると、柔軟性と疑う姿勢がどちらかに偏らず、その時々で上手に取捨選択できる人は上達も速いなと感じます。

今日は自戒も込めて、学ぶ姿勢に必要だと思うことを書いてみました。

著者
吉川 采花
東京藝術大学音楽部器楽科卒業。ウィーン市立音楽芸術大学修士課程修了。Hamamelis Quartett 第二ヴァイオリン奏者。
2021年、音楽レッスンサービス Academy Customizeを立ち上げる。現在は東京を拠点に演奏活動をしながら、全国各地で後進の指導にあたっている。

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